2013年6月13日

ISOイメージからブート可能なUSBメモリを作る

OSのインストールは、CDやDVDのような12cmの光ディスクを使うのがここ十数年の習わしだった。ベンダが物理メディアを提供していた時代は、一度マスタを起こせば安価に製造・送付できるからだ。

しかし物理メディアを持ち運ぶ「スニーカーネット」が歴史的事実になった現在、このやり方は便利とは言えない。うちの6台のサーバやデスクトップに装着されている光ディスクドライブは何年も使っていない。PCの生涯で数回しかないイベントのために光ディスクドライブを装着しておくのは無駄だし、そもそもダウンロードしたISOイメージを光ディスクに焼くのは手間がかかる。おまけに、書込み可能な光ディスクは寿命があるようで、うちの5年以上前に買ったストックは読出しエラーが頻発するようになった。

SSDのファームウェアのアップデートの際もISOイメージを光ディスクに焼いてそこからブートするように指示されていたが、もう少し便利な方法はないかと思って探したら、UNetBootinというツールを見つけた。ISOイメージをUSBフラッシュメモリに書き込んでブート可能なドライブを作る。Windowsはもちろん、Linux版もあるという優れもの。

USBフラッシュメモリなら書き換えて何度でも使えるし、今時の製品なら容量の心配もない。ポピュラーなOSのインストールイメージを直接選択してダウンロード込みでワンクリックで済ますこともできるし、もちろん別途自分で用意(ダウンロード)したイメージも書き込める。中身はよくわからないが、GRUBのようなブートローダを使って間接的にISOイメージのブートファイルに飛ぶのではないかと想像している。

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